野外バーベキュー

火を使える場所を探します
野外でバーベキューをするときは、その場所探しから始まります。火を使える場所は制限されていますので、キャンプ禁止区域になっているかどうか、ま た、火をたいてよいかどうか事前に確認しておきま しょう。山、川原、海、高原などの目的地を選ぶと きには、到着までの所要時間も考えます。魚を釣っ て焼いたり、山菜やきのこを採って焼くなど、春夏 秋冬の味覚を求めて場所選びをするのも、楽しいも のです。
簡単に作れるかまど 目的地に着いたら、まずかまど作りです。周囲をよ く観察して、何を利用して、どれほどの大きさのも のを作るか、おおよその設計図を描いてみます。川原でかまどを作る場合、できるだ け大きな金網を 2枚用意しておきます。 U字型に石を組んで、 2段に金網を固定します。下段に燃料を 置き、上段で焼きながら食べます。

いろいろある燃料
周辺に木があれば、たくさん集めましょう。初めての人は、バーベキュー用炭やマッチで簡単に火が着く固型燃料を用意します。缶入りのものやチューフ入り、ゼリー状のものなどいろいろあり、燃焼時間 もそれぞれ種類があります。点火用のマッチは、水 や汗でぬらさないように、ビニール袋に入れて持っ ていくとよいでしょう。ガソリンバーナーやマッチノンというライターも便利です。 野外バーベキューに必要な用具 かまどを作れるような石がない場所では、コンロが必要です。初めての人は薪より火力が安定するコンロを使ったほうが気楽に取り組むことができます。 また、食器類は使い捨てのできる紙コップ、紙皿、 割り箸を利用すると便利です。その他、大きめの鍋、 包丁、まな板、缶切り、アルミホイル、布巾などを 最低限用意する必要があります。調味料は、塩とこ しょうくらいは用意しましょう。